本物の出会い -2
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出会いの初期段階では、相手のことばかりを考えてしまうかもしれません。現実の時間でも夢の中でも、相手の顔が浮かんでくることでしょう。その思いは熱く、仕事に手がつかないかもしれません。平静でいられなくなり、相手のことを疑ったりするかもしれません。自分のエゴが出てくるのです。そのようにつらくなるのは、自分の欲望を抑えきれないからです。独占欲といってもよいでしょう。相手を自分のものにしたいと願うからです。
客観的な判断ができないくらいに周りのことが目に入らなくなってしまいます。相手のことを思うあまり、相手の考えに自分を合わせようとします。自分の好みを曲げてまでも、相手に合わせようとするのです。でも、その状態を長く続けることはできません。いつかは冷めるものなのです。そのような自分に気がつくことができたならば、客観的になって、周りのことを見てみましょう。
逆説的な言い方ですが、恋愛を深めたいのであれば、ふたりはなるべく合わないようにすべきでしょう。近くにいても、欲望が強くなるばかりですから、継続できなくなるのです。お互いの思いを深めていくための時間が必要なのです。じっくりと、相手のことを思う時間は長くかかって、恋愛から愛へと変化してきます。合わない時間というものが、想像力によってお互いを成長させてくれることでしょう。